春の電子ピアノセール

久しぶりに味わった「音が整っていく」心地よさ

メキシコでピアノ屋をしていた頃は、アコースティックピアノが専門でした。調律師さんが作業している場に立ち会うことも日常の一部で、音が整っていくあの独特の爽快感は当たり前のように感じていたのかもしれません。

日本に戻ってからは電子ピアノを中心に扱うようになり、アコースティックの現場から少し離れていました。そんな中、今回ひさしぶりにアコースティックピアノの整調に立ち会わせていただき、改めて「あぁ、この感覚だ」と胸の奥がふわっと温かくなるような気持ちを思い出しました。

最初はバラつきのある音が、一本一本、鍵盤ごとに少しずつ整えられていく。調整が進むたびに音の輪郭が揃い、響きに統一感が生まれ、ピアノが息を吹き返していくようなあの瞬間。やっぱりアコースティックピアノには特別な“生きた魅力”がありますね。


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湘南から来てくれる信頼の調律師さん

今回整調をお願いしたのは、アコースティックの案件があるたびに頼んでいる、信頼できる腕の良い調律師さん。湘南からわざわざ来てくださる方で、その丁寧な仕事ぶりにはいつも安心してお任せできます。

作業の合間には、エチオピアの豆で淹れた上品な酸味のあるコーヒーを飲みながら、ピアノのマニアックな話で盛り上がりました。「このハンマーのフェルトはね…」なんていう普段はなかなかできない深い話も含めて、ピアノ好き同士ならではの、とても贅沢で貴重な時間でした。


アコースティックピアノの魅力を再発見する

電子ピアノの技術は年々進化し、本当に便利で高性能になっています。でも、やはりアコースティックピアノの“音が変わっていく過程”を味わえるのは、生の楽器ならでは。

  • 弦やハンマーの状態で音が変化する
  • 職人の技が音に反映される
  • 調整後はまるで別のピアノのように生まれ変わる

今回の立ち会いで、その良さをもう一度しっかり感じることができました。

アコースティックピアノをお持ちの方は、整調や調律のタイミングで、ぜひその変化を耳で楽しんでみてください。
音が整っていくあの気持ちよさを味わえるのは、アコースティックピアノを所有する人だけの特権です。

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